
■質問者
杉村先生!
相続税をごまかすと捕まりますか?
■杉村先生
重加算税など罰が与えられます。

■質問者
他に脱税になることはありますか?
■杉村先生
勝手に親のお金を使うことや贈与したかどうかあやふやなケースです。
生前に親が子供に贈与したかどうかで
110万円の非課税枠で贈与した場合贈与契約書など証跡を残さないと課税される可能性が高いです。
貸したのかあげたのか分からないと結果的に課税対象になります。
贈与されたか貸したか詳細を忘れてしまうことが多いため契約書を残す必要があります。
■質問者
重加算税や延滞税はどれくらい掛かりますか?
■杉村先生
重加算税は40%です。(本来支払う税金の1.4倍になる)

■質問者
1億円の相続税が掛かる場合4千万円が加算されてしまうのですね…
逮捕される場合は懲役や罰金はありますか?
■杉村先生
逮捕は見たことがないけど最終的に支払うことになるでしょうね。
重加算税になるケースはよっぽどのことなのでちゃんと申告しないといけません。
■質問者
他に贈与に関する脱税について教えてください。
■杉村先生
贈与はお互いの合意による契約です。
片方がお金を動かしただけの状態は良くありません。

例えば複数の子どもがいるのに特定の人だけが多額を受け取っている。
お母さんの財産が1億円あって子どもが2人いて亡くなった後に遺言書がない場合
子どもたちは遺産分割協議を行います。
長男が生前3,000万円を受け取っていた。
1億3千万円財産があるとして2分の1ずつと提案されなかねない。
1億3千万円だから6,500万円ずつになる。
長男はすでに3,000万円を受け取っている。
こういうイメージで分割することになりかねません。



